おまとめローンとフリーローンとの比較について。
現在、多くの消費者金融会社が、商品の一つとして、おまとめローンの取扱いを行っています。しかし、インターネットキャッシングで新規申込者を積極的に募集しているのはフリーローンがほとんどで、おまとめローンの申込みをネットキャッシングで募集している会社は意外に少ないようです。
(おまとめローンの取扱いをしている会社でも、通常の小口フリーローンの申込み方法と分けて、電話での申込み限定としたり、既存顧客の増額専用としている会社がほとんどです。)
このように、おまとめローンは、通常のフリーローンの新規申込とは一線を画しています。
【即日融資に向いていない】
現在、消費者金融のインターネットキャッシングは、最短で申込みをしたその日のうちに融資が受けられる「即日融資」に対応している会社がほとんどです。
これは、“必要な時に必要なお金をスピーディーに”というコンセプトで申込み者のニーズに合っています。もともと消費者金融は簡易な審査で少額をスピード融資することで発展してきました。
しかし、おまとめローンはその商品の特性上、簡易な審査での即日融資には向いていません。
【消費者のニーズはフリーローンに偏っている】
消費者金融の新規申込み件数全体の内、おまとめローンが占める割合はあまり多くありません。やはり、ほとんどの申込者のほとんどが、おまとめよりも、少額でも手元に使途自由のお金が入ることを望んでいるようです。
申込者のニーズがフリーローンに偏っている以上、業者側もおまとめローンをメイン商材にはしにくいようです。
結果、どうしてもメイン商材の地位はフリーローンに譲りがちで、おまとめローンは特殊商品としている会社が多くなります。
【おまとめローンの特殊な商品性】
おまとめローンは、リスケジュール要素の強い商品です。本来、リスケジュールは、収入支出など細かく確認し、カウンセリングのうえ実施されるものです。
安易なリスケジュールを行えば、負債だけが増えて、かえって負担が増加することもあり得ます。
やはり、簡易な審査でスピード融資を売りにしている小口フリーローンとは趣旨が異なります。
おまとめローンをご希望の方は、やはり専門に取り扱っている業者を利用することをおすすめします。